縫製
風呂敷は、簡単な形式であれば自分でも作れます。
四方のミシンをかける際に、少々細かい作業になるため
そこだけクリアできれば、気に入った柄を布屋さんで購入し
そのまま自分で何枚か製作することもできます。
オリジナルのデザインにされる場合は、もちろん業者さんに
依頼した方が、断然高レベルなものが出来上がります。
風呂敷の簡単な縫い方は、まず出来上がりが
正方形になるように布を切りとりましょう。
実は、風呂敷は実際は正方形ではありません。
案外知っている人は少ないかもしれませんが、
ほんの少しだけ縦長の長方形なのです。
しかし、自分で縫製を行う際は向きにそれほどこだわらなくても
ほとんど影響もありませんので、正方形の方がわかりやすく
それで十分だと言えるでしょう。
そのまま縫うと布端がほつれてくるため、アイロンなどで
端を三つ折にしてミシンや手縫いで縫っていきます。
このときに自分が好きなステッチや縫い幅などの縫い方をすると
オリジナリティを出すことが出来るでしょう。
リバーシブルタイプの風呂敷が欲しい人の場合は、薄い布を
二枚用意して中表にあわせます。
返し口以外をミシンや手縫いで縫っていったら返し口から表に返し、
手縫いで返し口を縫いとめていきましょう。
そうすれば簡単にリバーシブルタイプの風呂敷を作ることが可能です。
縫い方は簡単なので、子供からお年寄りまで様々な人が
手作りを楽しむことが出来ます。
市販品ではなかなか見られないようなデザインを楽しんだり、
自分のお気に入りの布を使って世界に一つだけの風呂敷を
作ってみれば、街中でショッピングの時に活用したり
ちょっとしたプレゼントにと活用することが出来るでしょう。